把握部を同心基準とし、ストッパ面を端面基準とする一般的な把握形式です。鋳鍛造品などの抜勾配(最大20°)のついた黒皮面も確実に把握、重切削でも絶対に浮上することなく、軸方向の仕上寸法は常に一定です。2JAW・3JAWがあり、同一チャックで「外径把握と内径把握」を簡単に変更できます。
わずらわしい本体追加工、爪・ストッパ等の上部部品は、条件に合わせて当社が責任を持ってデザイン製作致しております。素材加工に超硬インサート付爪や特殊形状爪、薄肉ワークにワイドジョウ、高速回転に高張力アルミ爪、多品種ワークに親子爪やクイックジョウなどデザインは多彩です。
鋳・鍛造素材加工に比類のない高性能を発揮
N.A.Woodworth[現在はFORKARDT]が開発したUBLボールロックチャックは、鋳鍛造素材加工に比類のない高性能を発揮する揺動式パワーチャックです。当社は1969年にUBL・ダイヤフラムチャックなどのウッドワースパテント製品のアジア地区独占製造販売権を譲り受けて以来、自動車部品の素材加工に必要不可欠の保持機器として数多くご使用頂いており、難度の高いご要望に対しても当社独自のUBLニューデザインでお応え致しております。
ワイドな把握で驚異的な加工条件を!
UBL ボールロックチャックは優れた把握機能・ 剛性・耐久性を備えた揺動式パワーチャックです。今まで出来なかった抜き勾配のある鋳鍛造素材やオーバーハングワークを確実に把握、薄肉素材の真円精度UPや特殊形状ワークなど難物ワークの実績は豊富です。
当社独自の技術ノウハウと豊富なデザイン
基本形式はセンタライジング[求心型/一般的な把握]・コンペ(ン)セイティング[心補償型/ボス・センタ穴基準]の2・3JAW(爪)があり、加えてON - OFF 型[両型切替えタイプ]・ロングストローク・大径貫通型・6JAW[内外径把握]などを標準化しています。
目的に応じてクイックジョウ・特殊ジョウアクチュエータ[ベースジョウ]・軽量爪を選定致します。
製品はお客様の安全と加工性能を配慮して当社がオールデザイン致しますので、安心して快適な作業をして頂けます。
※コピー商品や類似品が出回っておりますが、当社は永年の蓄積技術、多彩なレパートリ、材料・熱処理・加工ノウハウなど、常に最先端の品質と性能を目指しております。